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<石綿>埋め立て処分基準を強化へ 環境省、住民の苦情受け(毎日新聞)

 環境省は、廃棄する石綿(アスベスト)の埋め立て処分基準見直しを検討する方針を決めた。石綿は耐水性の袋で二重に梱包(こんぽう)することなどが規定されているが、最終処分場の周辺住民らから、不十分との声が上がっている。近く省内に事業者や専門家による検討会を設置する。

 建築物から除去される廃石綿には、吹き付け石綿や断熱材などがある。廃棄物処理法により健康や生活環境に影響する恐れのある特別管理産業廃棄物に指定されており、処分基準が決められている。

 同省によると、廃石綿の処分量は年間4万〜5万トンで、1割程度は高温で焼却処理される。それ以外は埋め立て処分で、全国で約40業者が取り扱っているという。

 埋め立て処分基準では、廃石綿は大気中に飛散しないように十分な強度のあるプラスチック製袋などで二重に梱包するか、コンクリートなどで固形化することを定めている。しかし、処分場周辺の住民らからは、梱包では袋が破れて石綿が飛散する恐れがあるとの懸念が出ていた。これを受け同省は石綿の専門家や処理業者などでつくる検討会を近く設置し、年度内に2回程度会合を開く予定。来年度も継続審議し、検討結果をまとめる。同省産業廃棄物課は「袋が破れる危険性があるのか有識者の意見を聞き、飛散の可能性があるなら基準を見直す必要が出てくる」と話している。【下桐実雅子】

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