<児童虐待>厚労省と文科省が指針策定(毎日新聞)

 厚生労働省と文部科学省は24日、虐待の疑われる小中学生や保育園児について、学校や園が毎月、出欠状況を児童相談所などに連絡するのを求める指針を策定した。東京都江戸川区の小学男児虐待死事件などを教訓にした。

 指針は、ほぼ全市町村に設けられている「要保護児童対策地域協議会」が虐待ケースとして把握している約4万人について、学校や園が月1度、▽出欠状況▽欠席理由▽欠席時の家庭から学校への連絡の有無を、市町村の福祉部門や児童相談所に対し、書面で情報提供するよう促す内容。

 対策協は、自治体の保健、福祉、教育、警察、医療などの関係者で構成。虐待対応の専門機関には都道府県などの児童相談所があるが、市町村は児相と共に法律上の通告先となっている。対策協はより地域に密着した虐待の早期発見・対応の役割が期待されているが、「実際は取り組みに大きな差がある」(児童相談所関係者)との指摘もある。

【関連ニュース】
児童虐待:親権はく奪、35年で31例 児相申し立てで
傷害容疑:5歳長男の足ライターで焼く 継父逮捕 千葉
兵庫5歳児虐待死:継母を傷害致死容疑で再逮捕
児童ポルノ:被害最多 虐待も過去最悪に 09年統計
養育放棄:3割が無職 経済格差も背景

<裁判員裁判>強盗殺人、求刑通り無期判決 水戸地裁(毎日新聞)
<太陽光エネルギー>日韓がフォーラム 東京・新宿(毎日新聞)
<訃報>畑中更予さん89歳=ソプラノ歌手(毎日新聞)
NEWS手越さんが追突事故=タクシーと、けがなし−東京(時事通信)
鳩山邦夫氏の離党を承認 除名処分は見送り 自民党(産経新聞)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。